フィギュアスケート男子のジュニア選手のひとり、佐藤駿選手はメキメキと実力を発揮している注目の選手です。
羽生結弦選手に続くかもしれない超新星!
そんな佐藤駿選手はどのような練習を重ねてきたのでしょうか。
東日本大震災で被災して、辛い時期を過ごしたこともあったそうです。
この記事では、佐藤駿選手のコーチや今までの成績、出身中学や高校についてプロフィールをご紹介します。
佐藤駿のフィギュアスケート歴代コーチは?
どんなフィギュアスケート選手に成長するかは、本人の思いや実力が一番影響されますが
試合で結果を残せるようになるには、スケートの環境やコーチの指導も重要かと思います。
佐藤駿選手が仙台にいる時は、「アイスリンク仙台」にて練習をしていました。
そこでは、浪岡秀コーチに師事し、数々の大会で好成績を残し、実力をつけていたそうです。
2018年には、埼玉県上尾市にある「埼玉アイスアリーナ」に拠点を変えて練習しています。
埼玉アイスアリーナでは、日下匡力コーチと浅野敬子コーチに指導を受けています。
日下コーチと浅野コーチは、震災後に佐藤駿選手が「川越スケートセンター」で練習していた時に
指導をしていたコーチということで、長年の付き合いなんですね。
震災後で辛い時期を一緒に乗り越えたコーチなので、ずいぶんと心の支えになったのでは?
きっと信頼関係もあるし、今後も更に実力を伸ばしていくことでしょう。
佐藤駿の成績や経歴
- 2015-2016年(11歳)
全日本ジュニア選手権15位 - 2016-2017年(12歳)
全日本ジュニア選手権15位 - 2017-2018年(13歳)
全日本ジュニア選手権6位
全日本選手権16位
ババリアンオープン2位 - 2018-2019年(14歳)
チャレンジカップ優勝
全日本ジュニア選手権2位
全日本選手権12位 - 2019-2020年(15歳)
ISUジュニアグランプリクロアチア杯3位
ISUジュニアグランプリレークプラシッド優勝
全日本ジュニア選手権2位
2018年ぐらいから、ジュニアの試合では上位の成績を残すようになりました。
ジュニアになる前のノービズの全日本選手権では史上4人目の4連覇を果たし、羽生結弦選手の再来といわれるほどになりました。
羽生結弦選手でも、ノービズで4連覇は成しえなかったそうで、再来といわれてもおかしくないほどにすごい事を成しえたわけです。
中学生の時に、4回転ジャンプを成功させ、2019年の全国中学スケート大会では4回転-3回転のコンビネーションジャンプを成功させるなど、かなり期待できますね!
佐藤駿の出身中学や高校は? -プロフィール-
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佐藤駿(さとう しゅん)
- 生年月日:2004年2月6日(2019年現在:15歳)
- 出身地:宮城県仙台市
- 身長:160cm
- 血液型:О型
- 趣味:映画鑑賞
佐藤駿選手は仙台市の出身で、5歳の時にスケートを始めました。
その時の練習拠点は、荒川静香さんや羽生結弦選手も練習の拠点としていた「アイスリンク仙台」でした。
小学校1年生の時に東日本大震災で被災
2011年3月(7歳)の時、東日本大震災で被災し、練習拠点の「アイスリンク仙台」は営業休止となります。
東日本大震災で被災した時、佐藤駿選手は小学校1年生でした。
自宅は半壊してしまい、1週間ほどは車の中で家族と生活することになったそうです。
そんな状況の中、家の中から持って出たものはスケート靴だったとは、本当にスケートが大好きなんですね。
その当時拠点としていた、「仙台アイスリンク」がやむなく営業休止となった為に、東京の祖父母の元へ引っ越しすることを自分で決めます。
小学校1年生で被災し、精神的にもかなり辛かったと思いますが、ここまで決断できるとはしっかりした子ですねー。
そして、東京の祖父母の家から「川越スケートセンター」まではバスと電車で1時間もの距離があったにもかかわらず、休まず毎朝通い続けたそうです。
スケートを続けたいという強い信念が、原動力となり、辛い時期を乗り越えられたんですね。
小学校から中学生時代
東日本大震災後は、関東に転校し、「川越スケートセンター」にて練習を開始しました。
そして、その5か月後には仙台に戻り「アイスリンク仙台」にて練習を再開することができました。
早く仙台に戻れてよかったですね。
2016年(12歳)、仙台市立高森中学校に進学しますが、2018年春に父親の転勤で埼玉へ引っ越し、埼玉栄中学校に転校します。
埼玉栄中学校は私立の中高一貫教育の学校で、現在はエスカレーター式で埼玉栄高校に進学しています。
佐藤駿は4回転ジャンプもできる新星として注目!-まとめー
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佐藤駿選手は羽生結弦選手に憧れているそうです。
羽生結弦選手と同じ出身ですし、仙台では同じ練習拠点で、一緒に練習することもあったようですね。
羽生結弦選手から弓矢のペンダントをもらったというエピソードもあります。
ちなみに、佐藤駿選手は、羽生結弦選手や宇野昌磨選手よりも早い14歳で4回転ジャンプを跳んだことでも、テレビにも取りあげられました。
4回転トゥループ以外の難易度の高い4回転ジャンプにも挑戦中ということで、今後の演技で魅せてくれることでしょう!
これからも更に実力を発揮して、テレビで取りあげられることを楽しみにしたいと思います。
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