ガンケル選手はメジャーリーグに昇格したことがない、生粋のマイナーリーガーで、ジャパニーズドリームを掴むべく阪神に入団し、来日しました。
マイナー時代は、年俸が安すぎたので、シーズンオフは中学校の教師との2足の草鞋をはく生活を送っていたそうです。
そんな、ガンケル選手は阪神で活躍できそうでしょうか!
この記事では、ガンケル選手は阪神に入団して教師とのかけ持ちは終了した話や、年俸や過去の成績、球速、球種についてご紹介します。
ガンケルは阪神の助っ人と教師のかけ持ち! -プロフィール-
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ジョゼフ・ディロン・ガンケル
- 生年月日:1991年12月30日(2020年現在28歳)
- 出身:アメリカ フロリダ州
- 身長:196cm
- 体重:102kg
- ポジション:投手
- 投球・打席:右投・右打
ガンケル選手は2013年(21歳)ドラフト18巡目(全体の533位)でレッドソックスに入団。
その後はオリオールズ・ドジャースを経て、2017年(25歳)途中でマーリンズに移籍します。
そして、ガンケル選手の最大の武器は制球力。
マイナー通算172試合登板して1試合あたりの与四球は1.49と抜群の数字です。
長いイニングを投げることができるので、先発向きとされていて、コントロールを駆使して、打たせて取る野球を目指しているようです。
また、ガンケル選手は残念ながら、メジャーに昇格することはなく、マイナーリーグで過ごして来ました。
マイナーリーグのお給料は安いし、シーズンオフには給与が支給されないので、大半のマイナーリーガーは、
オフシーズンは完全に無職となり、職探しをしなければいけません。
ですので、ガンケル選手もオフの時期だけ中学校の教師をしていたんです。
週に3~5日で日給は100ドルに満たない金額ですが、生活の為には仕方ないですね・・・。
得意な授業は体育ですが、自分がプロ野球選手とは明かさず勤めていたそうです。
ガンケル選手は阪神に入団することになり教師とのかけ持ちをしなくて良くなりますので、家族共々かなり喜んでいるんでしょうね!
ガンケルの阪神での年俸と過去の成績は?
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ガンケル選手の阪神での年俸とマイナー時代の成績はどうだったでしょうか?
ガンケル選手の2020年シーズンの阪神との契約金額は年俸5500万円(推定)で、助っ人選手としてはかなり安い部類に入ります。
一方、同じ時期に入団した、ボーア選手の年俸は2億7200万円で落差がありすぎますが・・・・。
●ボーア選手の阪神入団の年俸や成績は?・・・こちらの記事もご覧ください♪
でも、4シーズンを3Aで過ごしてきたガンケル選手からしてみれば、5,500万円って飛び上がるほどの金額だったでしょうね。
ちなみに、マイナー時代の収入は約162万円程度で、しかもレギュラーシーズンにしか支給されないというかなり厳しい環境だったんです。
マイナーリーグは、給料が安いだけではなく、
- 長時間バスに揺られながらの遠征
- ハンバーガー中心の食事
- バットやグラブは基本的に自腹
- 長時間の試合になっても残業代なし
- オフの給料はゼロ
と、野球が好き!だけの理由では続けていけないような過酷な環境。
だから、ガンケル選手は教師との2足のわらじ生活をやむなくせざるを得ないのですね・・。
そんな、ガンケル選手からすると、5,500万円は破格の年俸であるかもしれませんね。
しかも、教師との掛け持ちもしなくていいし、年中野球のことだけを思ってプレーできますから。
また、ガンケル選手の2019年成績は、3Aで19試合(うち先発は15)に登板し8勝2敗1セーブ、防御率3.80という結果に終わりました。
そして、長身であり長い腕をスリークオーター気味に大きく振るフォームが特徴で、2019年は3Aで87回2/3を投げて与四球は15。
与四球率(1試合=9イニングあたり、いくつ四球を与えたかを示す)は1.54。
与四球率は2点台でも優秀とされていて、2018年は65回1/3投げて0.96だったのと比較するとかなり良いですよね。
ガンケル選手の制球力の精密さにはかなり期待できるようです!
ガンケルの球種と球速は?
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ガンケル選手の球種や球速に関しては、詳しい情報が見つかりませんでした。
ストレートの球速に関しては、動画を見る限りではそれほど早くなさそう・・・140km台ではないかと推測する情報があります。
また、球種については、スライダーとチェンジアップは投げているようですね。
マイナーで活躍していたガンケル選手ですので、詳しい情報はあまりないようですので、
阪神で活躍する中で、球速や球種を確認するのも、面白いかもしれませんね!
そして、ガンケル選手はマイナー時代の3Aの4シーズンで、与四球が1.19という制球力が最大の武器。
そして、内・外に投げ分けてストライクゾーンからボールに、ボールからストライクゾーンに投げ分けることを意識していくそうです。
また、打者のタイミングを崩したり、ゴロを量産できるなど、いろんなテクニックがあるんですね。
ガンケル選手の球速、球種の詳細は不明ですが、コントロールはめちゃめちゃ良いようです。
詳しいことがわかり次第追記しますね。
●阪神の外国人選手は8人!・・・こちらの記事もご覧ください♪
ガンケルの奥さんも中学教師!
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ガンケル選手はすでに結婚していて、奥さんは中学校の数学教師をしています。
ガンケル選手は大学3年次にプロ入りしたため、大学卒業資格に1年足りずに職探しに苦労していました。
そんな時ミドルスクールの教師をしているメーガン夫人のおかげで2017年オフに代理教師の仕事が見つかったのです。
「彼はフレキシブルに働けるパートタイムの仕事を探していたの。だってオフも野球に打ち込みたいからね。とにかく野球に一番フォーカスしたかったはずなの。でも……、彼はお金を稼がないといけなかったから」
と、ガンケル選手を想うメーガン夫人が素敵ですよねー。
奥さんは、中学校の仕事がどうしてもやめられないようで、学校の春休みと夏休み期間中は来日する予定ですが、
それ以外はガンケル選手が日本で単身生活を送ることになります。
「米国でもシーズン中は一人でいることが多かったし、特に困ったことはなかった。僕が先に日本の文化を知ることで、それを彼女に教えて、来日したときに彼女が順応する手助けになると思うよ」
引用:https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/npb/news/CK2020012802100033.html
奥さんが日本に来た時に順応できるように、と考えるガンケル選手も素敵です!
お互いを思いやっている気持ちがこのコメントからも伝わってきます。
ガンケルは日本で単身赴任して阪神に貢献! -まとめ-
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ガンケル選手は2020年シーズンより阪神の助っ人選手として仲間入りしました。
ガンケル選手のアメリカ時代はマイナーリーグのみの経験しかなく、お給料も十分ではなかったのでシーズンオフには中学校教師とのかけ持ちで生計を立てていました。
そんなガンケル選手に、ジャパニーズドリームを掴めるかもしれないチャンス到来です。
ガンケル選手の特徴は、精密機械のような制球力の良さ。
球種・球速の詳しい情報は今のところなく、今後の試合でどんな球を投げるのか楽しみでもあります。
ガンケル選手の阪神での年俸は5,500万円と、助っ人外国人選手の中でも安いですが、彼にとっては飛び上がるほどの金額で違いないでしょう!
来日前から、球団が用意した資料を見て、日本の野球を研究しているそうですので、奥さんをアメリカに置いての単身赴任となりますが、
日本の生活に慣れて、実力を思う存分発揮してもらいたいですね。
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