盛り上がったのは日本だけではない!WBCの各国盛り上がりまとめ

歴史に残るような数々の名勝負を繰り広げた第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、日本は大谷翔平選手を中心としたチームで見事に優勝を勝ち取り、連日40%以上の視聴率を記録する盛り上がりを見せてくれました。今回は世界的にも盛り上がりを見せたWBC 海外の反応について調べてみました。

経済効果654億円の盛り上がり

劇的な日本の優勝で幕を閉じた第5回WBC、関西大学の宮本勝浩名誉教授からはWBCの経済効果は約654億円に上ると発表されました。連日40%以上の視聴率を記録する盛り上がりからもわかるように普段は野球を見ないような人たちも巻き込むようなグッズやチケットなど消費の増加、ヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンスも話題になりましたね。

大会の概要

予選

大会参加は全28チームで予選免除のチームが16チーム、予選参加が12チーム招待され予選は、予選Aがドイツ、チェコ、スペイン、イギリス、フランス、南アフリカ共和国で争い、予選Bがパナマ、ニカラグア、ブラジル、アルゼンチン、パキスタン、ニュージーランドで争い、予選Aがイギリス(1位通過)とチェコ(敗者復活)、予選Bがパナマ(1位通過)とニカラグア(敗者復活)が本戦出場を勝ち取りました。

大会本戦

本戦は過去優勝のあるアメリカ合衆国、日本、ドミニカ共和国、過去準優勝のあるプエルトリコ、キューバ、韓国などの常勝チームをはじめオランダ、イスラエル、ベネズエラ、オーストラリア、コロンビア、イタリア、メキシコ、チャイニーズタイペイ、カナダ、中国、そして予選を通過した4カ国でまず、第一ラウンドを4組に分け戦い、上位2チームが決勝トーナメントに進みました。決勝トーナメントは準々決勝から始まり、オーストラリア対キューバ(3-4)、アメリカ対ベネズエラ(9-7)、イタリア対日本(3-9)、プエルトリコ対メキシコ(4-5)、準決勝はキューバ対アメリカ(2-14)、日本対メキシコ(6-5)、そして決勝アメリカ対日本(2-3)という結果に終わり数々の名勝負は世界中を沸かせてくれたことでしょう。

WBC 海外の反応

気になるWBC 海外の反応ですが、「世界最高のショーだ!」「NOBODY ELSE HIT A BALL HARDER OR THREW A PITCH HARDER THAN SHOHEI OHTANI DID, THE ENTIRE WBC(WBCで大谷は誰よりも強くボールを打ち、誰よりも強くボールを投げた)」もはや世界最高の選手ともいえる大谷翔平選手への反応が多かったように感じます。日本対チェコ戦の後の海外野球ファンは「日本から2点取って大谷を三振させたチェコに脱帽」「ドミニカ人だけど日本の野球は素晴らしい」「チェコに才能ある選手がいるのは明らかなんだからMLBはもっと投資したほうがいい」「チームUSAが日本を黙らせるから」「チェコの野球少年にいい影響を与えたゲーム」「ヨーロッパでも野球が発展していくといいな」など盛り上がっている様子が見れました。

まとめ

 WBCについて、サッカーのワールドカップに比べ参加国がたった28チームしかないなどという意見もありましたが、そこはあまり気にすることではないのではないでしょうか。世界で戦争などもある中こういった一つのスポーツで戦えるのは本当に素晴らしいことだと思えます。 WBCはこれから少しずつでも参加国が増えていき、さらに盛り上がってくれると嬉しいですね。