ここ数年、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える「eスポーツ」が世界中を熱狂の渦に包んでいますね。大きな規模の大会になると、1万人を超える観客が集まったり野球やフットボールの大会のように熱狂するファンも増えています。eスポーツ市場も爆発的に成長していて、2021年には1800億円を超え拡大を続けているそうです。また、オンカジ 入金不要 最新 などで検索すると人気のスポーツベットでもeスポーツが扱われています。
今さら聞けない「eスポーツ(esports)」とは?
「eスポーツ」とは、「Electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)」の略で、コンピュータゲームや、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称のこと。競技は、シューティング(FPS/TPS)、MOBA(Multiplayer Online Battle Arena)、RTS(Real Time Strategy)、格闘ゲーム、スポーツ、DCG(Digital Card Game)、パズルゲームの7つのジャンルに分類されます。
日本でも急成長中のeスポーツですが、ここのところ立て続けに不祥事が起きてしまっています。この記事では、誰がどんな不祥事を起こしたのか、そしてどんな処分を受けたのかをまとめてみました。
不祥事を起こしてしまった選手達
2022年5月
SaRa選手
プロゲーミングチーム・REJECTの「PUBG MOBILE」部門に所属するSaRa選手がゲームをプレイしながら「障がい者を揶揄する発言」をしていたのが、同チームメイトのゲーム配信に入り込んだとして報告があり、SaRa選手への聞き取り調査から問題の発言が事実であることを確認。REJECTは「極めて不適切」とし、SaRa選手には、22年12月末までの活動停止と、期間中の選手報酬の全カット及び、社会貢献活動への参加を義務付けた。その後、「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」からも所属チームであるREJECTのチームオーナーに対し、100万円の制裁金という処分が下った。
sQxOcO選手
シューティングゲーム「PUBG MOBILE」部門に所属するsQxOcO選手。当時19歳だった
sQxOcO選手が「未成年であるにも関わらず飲酒をしている」との報告があり、本人と関係者にヒアリングしたところ、飲酒していた事実が判明。sQxOcO選手には22年12月末までの活動停止処分が下され、その後は「本人のご両親とも協議の上で最終的な処分内容を決定したく考えております」とした。
2022年8月
flappy元選手
国内を拠点に活動するeスポーツチーム「ZETA DIVISION」VALORANT女性部門に所属するflappy選手が、過去に行っていたスマーフ行為や荒らし、煽り、アカウントの貸し借り等のモラルに反する行為の事実が判明。その事実を重く受け止めた「ZETA DIVISION」はるflappy選手を所属契約解除処分とした。また、当時進行中だったVALORANT Champions Tour 2022 Game Changers Japanから辞退した。
2022年10月
Wickesy元選手
株式会社GameWithが運営するeスポーツチーム「TEAM GAMEWITH」の「Fortnite」部門に所属するwickesy選手が、未成年飲酒を行っていた事実が判明。wickesy選手本人からの申し出もあり、その事実を重く受け止め、所属契約解除処分となった。wickesy選手は今月出場を予定していたFortnite公式世界大会「FNCSインビテーショナル2022」への参加も辞退しており、大会にデュオとして出場予定だった他社所属のalice選手に対しても謝罪を行っている。
2022年11月
ShunMi選手
プロeスポーツチーム「PULVEREX(パルブレックス)」のバトルロイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」部門に9月15日に加入したShunMi選手がプロになる前の2020年4月ごろ、お金を稼ぐ為に第三者のアカウントのランク上げを代行していたという匿名の通報があり事実が判明。ShunMi選手は競技シーンに近いコミュニティに所属した際に、代行行為が規約違反に当たると知ったため、関与をやめている。チーム所属前の行為とはいえ、厳重に対処すべきと判断したPULVEREXは、厳重注意及び、3か月の間基本報酬を20%カットするとともに、ALGS split1については、ShunMi選手が受け取るべき獲得賞金の全額をカットという処分を下した。
まとめ
eスポーツの競技人口が増えてくるにつれ、過去の問題行為が明るみに出たり、若い選手も多く、プロ意識が培われていないケースもあるようですが、注目が集まっているだけに処分も厳しいですね。オリンピック競技になる可能性もあるeスポーツ、若い世代の憧れでもあるので選手たちにはプロとしての意識を高く持ち、日本を牽引して行って欲しいですね。