乙坂智さんは、横浜DeNAベイスターズで10年間プレーした外野手です。乙坂智さんのやらかしについて調べると、すでに引退したのではと気になる人もいるかもしれません。本記事では、2021年の自宅謹慎処分の経緯や2度の戦力外のその後をまとめました。本名や国籍、現在の活動についてもあわせて紹介します。
乙坂智のやらかしとは?
乙坂智さんのやらかしとして知られているのは、DeNA在籍10年目の2021年に受けた自宅謹慎処分です。
2021年に球団ルール違反
2021年の乙坂智さんは開幕を2軍で迎え、4月下旬に1軍へ登録されました。当初は先発で起用されたものの、次第に代打や守備固めが中心となり、5月下旬には再び2軍へ。6月12日のイースタン・リーグの試合では左足に死球を受け、実戦から離れています。当時はコロナ禍で、球団は選手に不要不急の外出と外食を禁じていました。ルールがあるなかで都内の飲食店に出かけたことを週刊誌に報じられ、約2週間の自宅謹慎と厳重注意の処分を受けたのです。
謹慎明けは戦力外に
2025年1月に公開されたFull-Countの取材記事で、乙坂智さんは当時の心境を
「今、思うと精神状態はよくなかったです。自暴自棄になってしまいました」(引用:Full-Count)
と語っています。処分は2週間ほどで解除され、練習にも復帰しました。しかし1軍から声はかからず、同年オフに戦力外通告を受けます。DeNAでは通算468試合に出場し、打率2割2分9厘、10本塁打、53打点の成績を残しました。
巨人を戦力外となるも引退はしていない
DeNA退団後の乙坂智さんは、メキシコや米独立リーグなど海外のチームでプレーを続けました。2025年6月に米大リーグ・マリナーズ傘下の3Aを退団し、7月に巨人へ加入したものの、1軍出場は5試合にとどまりました。2025年10月2日に戦力外通告が報じられた際の取材で、乙坂智さんは巨人での日々を
「たくさんの声援をいただいて、プレーでは貢献ができなかったが幸せな時間だった」(引用:デイリースポーツ)
と語っています。この時点で現役続行は未定と報じられましたが、引退は選ばず、海外での挑戦を再開しました。
乙坂智の本名は乙坂・ルーセロ・智・ニコラス
乙坂智さんは日本球界で「乙坂智」の名前で知られていますが、本名はミドルネームを含む長い名前となっています。乙坂智さんの本名は「乙坂・ルーセロ・智・ニコラス」です。姓の「乙坂」と名前の「智」の間に「ルーセロ」が入り、最後に「ニコラス」が続く表記が特徴的です。同じコラムには、2011年のドラフト5位でベイスターズに入団したことや、横浜高校で筒香嘉智さんの2学年下だったことも書かれています。
愛称「ニコ」は本名が由来
ファンに親しまれてきた「ニコ」という愛称は、本名の「ニコラス」からきているそうです。コラムで最初に取り上げられているのが、2014年5月31日のプロ初打席でした。QVCマリンフィールド(現ZOZOマリンスタジアム)の9回表、益田直也さんの高めの直球を本塁打にしています。2015年8月7日には、阪神のランディ・メッセンジャーさんから逆転3ランを放ちました。
乙坂智の国籍は?
乙坂智さんは、アイスホッケー選手だったアメリカ人の父と、日本人の母のもとに生まれました。父がアイスホッケー選手としてプレーしていたアメリカ人、母が日本人と紹介されています。日米にルーツを持つ乙坂智さんは、DeNA時代にチームメートと外国人選手をつなぐ存在でもありました。2021年に戦力外となった際には、球団から架け橋としての貢献に感謝が伝えられたそうです。DeNA退団後はメキシコやアメリカなど、海外を渡り歩いてプレーを続けています。
国籍の公式発表は見当たらない
乙坂智さんの国籍について、本人や所属球団による公式な発表は確認できませんでした。経歴を見ると、横浜市出身の生え抜き選手としてDeNAに10年在籍し、NPBでは通算473試合に出場しています。2026年に所属したアメリカのヨーク・レボリューションの公式サイトでは、日本を「native Japan(生まれ故郷の日本)」とする表記が見られます。ベイスターズも「地元の球団」として紹介され、日本で生まれて育った選手という位置づけのため、日本国籍の可能性が十分に高いのではないでしょうか。
参考サイト:ヨーク・レボリューション公式サイト
乙坂智は現在何している?
2026年の乙坂智さんは、アメリカの独立リーグ・アトランティックリーグに所属するヨーク・レボリューションでプレーしました。チームはリーグ3連覇を目指していた強豪で、乙坂智さんは1番打者として打線を引っ張っています。
ヨーク・レボリューションと再契約
ヨーク・レボリューションは2026年2月9日、乙坂智さんとの再契約を発表しました。チームにとって2026年最初の契約選手の1人で、在籍は3シーズン目です。乙坂智さんは球団の通算出塁率で歴代1位の4割4分6厘を記録しており、初加入した2023年はリーグ4位の打率3割3分、2位の42盗塁をマークしました。2025年は開幕から9試合で打率4割5厘と好調で、5月9日にマリナーズが契約を買い取っています。
球団の通算盗塁記録を更新
2026年8月23日のハイポイント・ロッカーズ戦で、乙坂智さんは球団の通算盗塁記録を塗り替えました。3回の盗塁で球団記録に並ぶと、6回にこの試合3つ目の盗塁を決め、ウィルソン・バルデスさんが持っていた記録を抜いています。この時点でシーズン43盗塁となり、2023年の42盗塁を超えて自己最多を更新しました。同じ試合では、球団史上7人目となる通算200得点も達成しています。本拠地ウェルスパン・パークで行われた試合は11対6で勝利し、チームはこの週を5勝1敗で締めくくっています。
守備でもリーグ表彰を受けシーズン終了
レギュラーシーズン終了後の2026年9月29日、乙坂智さんはアトランティックリーグの「ドレイク・オールディフェンシブ・チーム」に選ばれました。各球団の監督の投票で決まる守備の表彰で、乙坂智さんは中堅手として87試合に出場しています。2023年にも選出されており、2度目の受賞は球団史上初の快挙です。なお、2026年11月5日時点で、2027年シーズンの契約について公式サイトでの発表は確認できません。
まとめ
乙坂智さんのやらかしとされるのは、2021年にコロナ禍の球団ルールに反して外食し、自宅謹慎となった一件です。その年にDeNAを、2025年には巨人を戦力外となりましたが、引退はしていません。本名は乙坂・ルーセロ・智・ニコラスで、2026年はヨーク・レボリューションで盗塁記録を塗り替えました。





