中日ドラゴンズのライデル・マルティネス投手は、キューバ共和国出身の23歳。
190cmを超える長身から160㎞近いストレートを武器に、現在中日ドラゴンズの抑え投手として活躍中の
右腕投手です。
ライデル・マルティネス投手2017年にキューバ共和国から派遣選手として来日、育成選手として中日ドラゴンズと契約しています。
そして、2018年に支配下選手に昇格し、2020年1月新たに2年契約を結んでいます。
この記事では、ライデル・マルティネス投手の年俸や過去の成績、球速や球種、身長や体重などプロフィールをご紹介します。
ライデル・マルティネスの年俸は?
キューバ共和国から来日して、育成選手から日本球界をスタートさせたライデル・マルティネス投手の
2017年の年俸は1,000万円でした。
ライデル・マルティネス投手は2018年に支配下選手に昇格しますが目立った活躍ができず、2019年までは年俸は変わらず1,000万円のようです。
ライデル・マルティネス投手はおもに先発やリリーフ投手として登板していました。
そして、当時の中日ドラゴンズの抑え投手が不調だったこともあり、ライデル・マルティネス投手を抑えに起用。
すると、ライデル・マルティネス投手は160㎞近いストレートを武器に、徐々に実力を発揮しはじめその後抑え投手に定着します。
2019年シーズン、ライデル・マルティネス投手は43試合に登板し、中日ドラゴンズの勝ちパターンの抑え投手として活躍しました。
そして2020年1月に中日ドラゴンズと新たに2年契約を結び、ライデル・マルティネス投手の年俸は
6,000万円 2年総額1億2000万円で球団側と合意し契約しました。(金額は推定)
ライデル・マルティネスの成績は?
ライデル・マルティネス投手の来日前は、キューバ共和国の国内リーグのチームに所属して抑えの投手として活躍されていましたが、詳しい成績は公表されていません。
そのほかキューバ共和国の代表として、数々の国際大会でも登板、活躍しています。
ライデル・マルティネス投手の成績ですが、2018年に中日ドラゴンズの支配下選手となってからは、2軍での成績で先発投手として7試合に登板。
ですが2018年は良い結果は残せませんでした。
そして、2019年のシーズン途中から1軍に昇格、抑えに起用されてから自慢のストレートを武器に
43試合に登板。
ライデル・マルティネス投手の成績は防御率2.66で8セーブをあげて中日ドラゴンズの新しい抑え投手に定着することができたのです。
ライデル・マルティネスの球種や球速は?
ライデル・マルティネス投手は何といっても最速158㎞のストレートが最大の武器になっています。
そのほか変化球は、ナックルカーブ、ツーシーム、チェンジアップ、スプリットの5種類の持ち球を
組み合わせ投球します。
ライデル・マルティネス投手はキューバ共和国時代からストライクをとるコントロールはもっていました。
ですが、ライデル・マルティネス投手は日本の投手ほど細かいコントロールは無く、シュート回転してあまく入ったストレートを打たれるパターンが多くみられ、失点することも多かったようです。
日本に来てからフォームを修正し、コントロールも安定して現在ではシュート回転のボールもかなり減ったように見えますね。
フォームを修正したことによってコントロールが安定して、それが昨シーズンからの活躍つながった要因だと思われます。
ライデル・マルティネスの身長や体重は? -プロフィール-
Ridel Martinez Perez (ライデル・マルティネス・ペレス)
- 生年月日:1996年10月11日(2020年現在23歳)
- 出身地:キューバ共和国
- 身長:193cm
- 体重:93kg
- ポジション:投手
- 投球・打席:右投左打
- 所属:ペゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ(キューバ国内チーム)
ライデル・マルティネス投手は身長体重ともに大変恵まれた体格から、最速158㎞のストレートを
投げ込んで来る、いわゆるパワー・ピッチャーです。
中日ドラゴンズに来てからは投球フォームの修正などをして、コントロールも安定し現在の活躍があります。
ここ最近キューバ共和国出身の選手が多く日本球界で活躍していますが、キューバ共和国の国内事情もあり
キューバ共和国からの選手は完全移籍ではなく、あくまでも派遣選手として契約されます。
そして、ライデル・マルティネス投手も、所属は現在もキューバ共和国の国内のチームになっています。
また、ライデル・マルティネス投手は2017年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2019年日本で開催された、
WBSCプレミア12のキューバ共和国代表の抑え投手としても活躍されています。
ライデル・マルティネスは若いので今後の成長が楽しみ! -まとめ-
ライデル・マルティネス投手はキューバ共和国選手特有の身体の強さとしなやかさを持ち、23歳という若さから今後の成長にも期待がもてます。
しかしここでひとつ問題なのが、ライデル・マルティネス投手はあくまでも派遣選手。
キューバ共和国代表の招集があれば日本のシーズン途中でも自国の代表が優先されるため、帰国しなければならない点です。
そうなった場合、中日ドラゴンズにとってはライデル・マルティネス投手が抜ける期間は厳しい戦いになると予想できます。
そういった厳しい条件はありますが、ライデル・マルティネス投手にはキューバ共和国代表と中日ドラゴンズの両方で、これからのさらなる成長と活躍を期待したいですね。