「美しすぎる女性騎手」
フランス出身のミカエル・ミシェルさんの初来日は2019年8月でした。
ミカエル・ミシェルさんは北海道札幌競馬場で行われたWASJ(ワールド・オールスター・ジョッキーズ)の招待選手として来日。
ミカエル・ミシェルさんは来日前から競馬ファンのあいだで「美しすぎる」と注目されていました。
この記事では、競馬騎手のミカエルミシェルさんの初来日や日本語力や通訳について、
ミカエルミシェルさんの身長や体重などプロフィールをご紹介します。
ミカエルミシェルの初来日は2019年8月!JRA初参戦で初勝利!
2019年8月にミカエルミシェルさんは初来日し、8月25日に札幌競馬場で行われた「WASJ」のレースでいきなり1着。
JRA初参戦で初勝利をあげ話題になりました。
そして、ミカエルミシェルさんは2019年11月に2020年以降も日本で騎乗するために「通年騎手免許」の受験を検討していると発表しました。
ここで騎手免許について簡単に説明すると・・・
日本国内でレースに騎乗するための資格は2種類あります。
- 3ヶ月間地方競馬のみに騎乗できる「短期免許」
- 1年を通して中央競馬(JRA)地方競馬(NAR)のレースに騎乗可能な「通年免許」
があります。
JRA、NARはそれぞれ別々の資格になるため、それぞれの試験に合格する必要があります。
そして、ミカエルミシェルさんはすでに「WASJ」での活躍と免許取得基準を満たしていることから、
期限付きですが2020年1月27日から3月31日までの「短期免許」を取得しました。
その後、ミカエルミシェルさんは川崎競馬場の厩舎(きゅうしゃ)所属騎手として、2020年1月29日のレースで地方競馬初勝利をあげました。
そして免許期限の最終日、3月31日には地方競馬通算30勝をあげて「短期免許」の外国人騎手の最多勝記録を更新しました。
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ミカエルミシェルの日本語力は?
ミカエルミシェルさんは2020年以降も日本での騎乗を希望していて「通年免許」の資格試験に向けて、日本語の勉強中だそうです。
では、ミカエルミシェルさんの日本語力はどうなのか気になりますね。
ミカエルミシェルさんには、同じ年代の女性通訳がついているそうですが、そのほかに日本語の家庭教師もいるようです。
JRAの「通年免許」試験には筆記と口頭試験があり、筆記試験は英語での受験が認められていますが、口頭試験はすべて日本語で行われるそうです。
高い日本語力が求められるため、過去には日本競馬界で活躍中のM・デムーロ騎手やルメール騎手が受験しました。
ちなみに、ルメール騎手は初めての受験で、M・デムーロ騎手は2度目の受験で合格しています。
ミカエルミシェルさんの家庭教師にはルメール騎手の日本語の先生が付き添い猛特訓をしていたそう。
ミカエルミシェルさんは今のところ片言の日本語しか話せないようですが、好きな日本語は「行かせてー」だそうです。
なぜ「行かせてー」なのか気になりましたが、レース中周りの騎手に対して「前に行かせて」「どいて」の意味とのことです。
ミカエルミシェルさんが日本語で会話が出来るようになるまでには、まだまだ勉強が必要のようですね。
ミカエルミシェルの通訳をルメール騎手が務めたことがある!
ミカエルミシェルさんが2019年に初来日した際のインタビューで、現在JRAで活躍している ルメール騎手がミカエルミシェルさんの通訳として同席しました。
会見の中で、ミカエルミシェルさんは、
「フランスの競馬は日本ほど人気が無く、特に女性騎手の地位も確立されていません」
「私はフランスでの女性騎手の評価をもっと上げたい」
と熱く話していました。
そして、記者会見後にはミカエルミシェルさんの通訳を務めたルメール騎手と談笑、その後の日本滞在中には、原宿や渋谷、表参道に観光したそうです。
中でもミカエルミシェルさんのお気に入りは浅草のお寺だったそうです。
ミカエルミシェルの身長や体重は? -プロフィール-
Mickaelle Michel (ミカエル ミシェル)
- 生年月日:1995年7月15日(2020年現在24歳)
- 出身地:フランス イエール
- 身長:158cm
- 体重:48kg
- 趣味:日本アニメ (特に進撃の巨人)
- 好きな日本食:寿司 すきやき
ミカエルミシェルさんは10歳から乗馬を始め、15歳までクラシックスタイルの乗馬大会に参加していました。
2011年(15歳)にフランスマルセイユの騎手学校に入学、3年間を過ごして2014年(18)に卒業し、プロのライセンスを取得しました。
その後、練習中の落馬によって負傷し、復帰まで約1年半かかりました。
そして、2017年6月(21歳)にケガから復帰、9月に勝利をあげて2017年は17勝しました。
2018年は多くのレースに騎乗して72勝をあげて、フランス国内の女性騎手の年間最多勝記録を更新。
その成績が認められ、2019年日本で行われたWASJでJRA初参戦し1着となり一気に人気騎手となりました。
日本では「美しすぎる女性騎手」と呼ばれ人気のミカエルミシェルさんですが、地元フランスでは2018年、
一気にトップの女性騎手にかけ上がったことから「トルネード」の愛称で知られています。
ミカエルミシェルはJRA試験を受ける予定で来日が楽しみ!-まとめ-
2020年5月現在、ミカエルミシェルさんは母国フランスに帰国しています。
日本での「短期免許」が切れた後は、アメリカのレースへの参加を予定していましたが新型コロナウィルスの影響で、急きょフランスへ帰国することになりました。
4月初旬日本からフランスへ帰国する際、ミカエルミシェルさんは「必ず日本へ帰って来ます」と
言って帰っていきました。
フランス競馬は5月11日から無観客などの規制はありますが、レースの再開を決定しています。
ミカエルミシェルさんはレースに騎乗しながら11月に予定されているJRAの「通年免許」の試験に向けて、忙しい日々を送っているんでしょうね。
今の事態が早く収束して「美しすぎる女性騎手」ミカエルミシェルさんの日本競馬界への復帰をファンは心待ちにしています。