皆さんは世に発売されているアイドル写真集を見て、自信をもってその人の性別を答えることができますか?近年では性別を間違えられて芸能プロダクションにスカウトされることも珍しくないようで、プロの目で間違えるならほとんど素人である視聴者ならもっと間違えると思います。
そこでこの記事では、度々ジェンダーがどっちなのか認知されていない松島聡について紹介しています。活動休止や経歴を含めた垢ぬけた時期なども紹介しているので、松島聡の名前を聞いたことがない人にも分かりやすくなっています。
松島聡のジェンダーはどっちなの?
松島聡のジェンダーは男性ですが、ファンの間ではジェンダーレスという印象が強いです。理由はSNSやメディアで松島聡が魅せている女性のようなファッションセンスをしているからです。本人曰く自分がやりたくてやっているようで、すごく楽しんでいる様子でした。また、ファッション雑誌のインタビューでは、松島聡は自分の趣向について無理をする必要はないとファンに呼びかけています。
この発言がジェンダーレスを連想させたようで、ファンからは可愛くても格好よくても松島聡のことを応援するという声で溢れていました。
ジェンダーバランスが取れていない人って沢山いるの?
松島聡のようなジェンダーレスの考え方も含め、社会全体のジェンダーバランスが取れていないのは事実です。そのため、ジェンダーバランスが取れていないことに深く悩んでしまい、精神疾患を患ってしまう人も珍しくありません。
例えば松島聡が活動しているテレビ業界では、依然として男性に出演依頼が集中する傾向にあり、出演者の6割以上が男性になっていると言われています。もちろん全ての職業人口の性別のバランスの均衡を完璧に取ることなど不可能です。しかし、ジェンダーレスとはその不可能に対する悩みを募らせてしまうことがあります。
世代から見るジェンダーに対する考え方とは
ジェンダーレスの考え方は、世間一般的に見れば珍しい考え方ではなく、松島聡のようなZ世代と呼ばれる若年層の中では比較的浸透している考え方です。とあるメディアが街頭インタビューで、約1000人の若年層にジェンダーに関する質問をしたところ、多様性という言葉に魅力を感じていることが分かっています。ファッションがその代表例で、性別にとらわれずにいろんな服装や化粧を楽しみたいと答えている人が約7割存在しました。
また、学校で女子生徒がスカートを履くことに違和感がある人も多く、松島聡もそんな考え方をするZ世代です。したがって、メディアで活動する人物としてジェンダーレスの見本になろうと松島聡は頑張っているのではないでしょうか?
松島聡が活動休止した理由は何?
松島聡が2018年11月28日に活動休止したのは、突発性パニック障害が理由です。突発性パニック障害とは、何等かが原因で神経伝達物質の乱れが発生し、動悸や恐怖心を強く感じてパニックに陥る症状です。パニック障害を発症した本人は、自分が今から死ぬかもしれないと不安になり、実際に救急車を呼ぶこともあるそうです。しかし、病院で診察を受けても異常なしと診断されたり、病院に到着した直後にパニック障害が収まったりすることもあります。
また、2025年8月現在までの医療では発症の原因が詳しく特定できていないため、安静にしたりストレスの原因から遠ざかったりすることが重要とされています。以上のことから松島聡は芸能活動を休止したものと思われます。
パニック障害は完治するの?
松島聡が患ったパニック障害は偏桃体が恐怖を感じることで、体全体に異変を察知する信号を脳が送ることで発生することが分かっています。そこで、2025年8月現在パニック障害に最も効果的な治療方法は、抗不安薬やSSRIの投与による偏桃体の働きを抑制することだと言われています。
ただし、松島聡はあまり投薬治療には頼っていないようで、1919年に考案された森田療法という治療法でパニック障害を克服したそうです。
活動再開と垢抜けまで導いた森田療法とは
松島聡がパニック障害を克服まで導いた森田療法とは、簡単に説明すると病気になってしまった自分を受け入れるという治療方法です。パニック障害とはストレスなどの外的要因も含め、不安が募るから発症するので、逆にそれを受け入れてしまうことで、偏桃体が感じる恐怖を軽減できます。
この原理を利用したのが森田療法で、特にパニック障害を解決するために自分がなんとかしなくてはと考えている人に有効な治療とも言われています。しかも松島聡は芸能活動に追われることでパニック障害を発症した可能性が指摘されていたので、恐らく自分で仕事を解決しなくてはこの状況を打開できないと感じていたはずです。
この考え方はまさに森田療法が有効である証なので、松島聡は休止から復活まで僅か2年という短期間で済みました。
復帰後の活動について
松島聡が垢抜けたのは、事務所と協力して復帰のタイミングを見極めたからだと思われます。特に復帰直後の仕事で音楽番組のTHEMUSICDAYに出演した影響は大きかったようです。同番組では松島聡が休止中に発表しSexyZone4人でしか歌ったことのなかったRUNを5人で初めて歌ったことで、大きく注目されました。さらに2年後には代役ですが、舞台単独初主演を果たしたことで活動の自信に弾みをつけられるようになったのでしょう。
そして2024年1月9日からは、松島聡の公式インスタグラムが開設され、表現の場が広くなったことで前よりも伸び伸びと活動していると評価されるようになりました。
まとめ
松島聡はジェンダーや芸能活動に対して悩んだことがあり、活動休止したことがありますが、復帰を果たした現在は悩むこともなくなったようです。その大きな切っ掛けとなったのは、森田療法と呼ばれるパニック障害を治療できる精神療法で、現在の自分を受け入れることで精神的負担を軽減することができます。そんな治療の影響もあるのか、活動再開後は公式のインスタグラムを開設するなど、休止前よりも積極的な活動が見られるようになりました。