小さい頃の夢と将来就いた職業が違うように、野球選手の中にも前に別の職業を目指していた人も存在します。そんな中でも特に有名なのは一條力真で、様々な葛藤がありながら野球選手になったようです。そこでこの記事では一條力真の目指していた職業や家族構成を含めた生い立ちを紹介しています。
一條力真はハーフって本当?
初めて一條力真を見た人はハーフなのではと思う人もいるようですが、実際はハーフではありません。両親ともに日本人なので、純粋な日本人です。ただし、両親の具体的なプロフィールは分かっておらず、ともに出身地が茨城県であるという点と、両親は一條力真のイケメンぶりを象徴するような美男美女と噂されています。
また、一條力真には2人の兄が存在し、詳しいプロフィールなどは分かっていませんが、近所ではイケメン3兄弟として知られていたようです。
一條力真の生い立ちとは
一條力真が初めて野球に触れたのは幼稚園の年長のころで、兄と同じチームに所属していました。しかし、所属チームの監督が厳しい人だったため、何度もやめたいと思ったことがあります。それでも野球を続けていたのは母親から美味しいお弁当持っていくからなどの声援を受けていたからです。
その後も厳しい練習を耐え抜いた影響からか、小学四年生で外野から投手に転向して以降メキメキと野球が上手になっていきます。特に高校入学地点で時速130kmを超えるボールを投げられる点は多くの監督やプロスカウトの目に止まっていたようです。また、高校野球ファンの間でも一條力真はハーフなのではと囁かれ、野球以外のことでも話題を作れるような選手でした。
高校時代
高校野球で一條力真がベンチに入ったのは2年生からです。スクイズなど高校野球らしい失点をすることはあっても、140km代の剛速球で三振を重ねていく様子は相手チームだけでなく見るものを圧倒していました。それでも県大会止まりで、関東大会では手痛い大量失点の上にふくらはぎを痛めてしまい、満足できる成績を収めることができていません。
そして高校3年の最後の年は流行病の影響もあり、大会が中止されるなどのトラブルが多発してしまい、満足に登板せずに高校を卒業しています。
高校卒業後の進路
一條力真は自身の勉強不足を憂いていたことから、プロ野球の志望届は出さずに東洋大学をスポーツ推薦で受験し合格しています。2部リーグではありましたが、1年秋から早速登板するようになり、150kmを超えるストレートを投げられる投手として認知され始めます。しかも無失点で降板したり、救援勝利したりすることも珍しくなく、中央大学との入れ替え戦に挑めるようにまで成長しています。
それでもたまに制球を乱すことがあり、プロデビューするまでにチームを1部リーグに連れていくことはできませんでした。ですが一條力真の剛速球はプロから見ても魅力的だったらしく、2024年にはプロ志望を出して2025年から千葉ロッテマーリンズでプロ野球選手生活を始めています。ちなみにドラフト中の一條力真は、ハーフのような見た目の影響でモデルと間違われたことがあります。
モデルを目指していた過去がある?
一條力真は大学時代に制球が長期間安定しない時期があったため、野球をあきらめてモデルの道に進もうとしていたことがあります。本人曰く高校までは力を入れなくても投げられていたのに、大学に入ってから力を入れないと投げられないようになってしまったようです。ボールを投げるときに体全体に変な力が入ってしまうと、球速が出ないだけでなく体幹がずれてしまう危険性があります。そのため、まずはピッチングフォームよりも体幹を鍛える練習が必要になる場合があります。
そのため、一時的にでもモデルを目指して姿勢を美しくしていたのは効果があったのだと思います。しかし、一條力真のハーフのような見た目から、モデルになった世界戦も見てみたいとの声が依然あるようです。したがって、スポンサーがつけば衣類のCMに一條力真が出演するかもしれませんね。
まとめ
一條力真は両親が日本人ですが、ハーフなのではと疑われるほどのイケメン野球選手です。順風満帆に見える野球人生ですが、長期間制球難に悩まされたり監督の厳しいコーチに凹んでしまったりした過去があります。特に一度は野球をやめてモデルを目指していた話は有名で、ドラフトのときも本物のモデルと間違われたことがあります。